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春野サクラ -淫毒の餌食-

  • 執筆者の写真: (管理人) 酒井童人
    (管理人) 酒井童人
  • 11月24日
  • 読了時間: 20分
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前提知識(クリックで展開)

この作品は『ナルト疾風伝』のアニメオリジナル作品をモチーフにしています。

春野サクラやナルトを ご存じの方は多いと思いますが、今回の責め役 「フエン」について説明します。


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アニメオリジナルの敵です。

ヒトコトで言えばやり手ババアです。

いろんな術や幻術を使うサディストで性別は言及されていません。

いわゆる魔法使い属性のお姉ぇキャラです。


なので、なんかわからんけれど、サディスティックなヒスババアと思えばOKです。



■序・二重の幻術


「やっぱりそうくるか……」


得体の知れない空間に閉じ込められたサクラは明かりを灯してアタリを見渡す。


「……フエンの毒による幻術」


あの……男とも女ともわからない、あの守護忍十二士フリドの僕『フエン』。あえてヤツと呼ぶが、ヤツの戦術は正々堂々を避ける卑怯な手段だ。


「……どこまでが現実なの?」


白い蛾がビッシリと壁を埋め尽くし、そいつらが紫の鱗粉をばらまきながら飛び回っているまでは……たぶん現実だったろう。


「卑怯な手段には……正々堂々で喝破するのみ……」


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サクラは胸元から硝子瓶に金属製の針とキャップがついた『解毒剤』を取り出し、躊躇なく首筋に刺す。


(効いてくるのに……時間差がある……)


狭いと思った空間が闇に包まれたかと思うと、広大な空間が広がっていく。


(幻覚が始まった……)


一匹の蛾がこちらに闇から迫ってきて鱗粉を振りまいてく。直後、頭痛がする。

あたりの景色がゆっくりと元の森に変わっていく。


「サクラ……大丈夫か?」


ふいに声がかかる、振り向けばナルトが心配そうにこちらを見ている。

しかし、その顔があっという間に不穏に染まり彼が分裂して襲いかかってくる。


「死ねえええぇぇぇぇ!」


……あきらかな殺意、あきらかな違和感。

匂いが違う、立ち居振る舞いが違う、少なくとも……心を寄せる彼の気配ではない。


「やめて!やめて!」


あえて混乱を振る舞い耳を塞いで走って行く。

本心ではない。自分が狼狽していることをヤツに見せるためだ。


(解毒剤が効くまでは……)


走り出す。薄暗い闇を馳せる。その向こうに……ほくそ笑むヤツの気配がある。

ふっと地面が途切れ、切れ落ちた崖が眼下に見える。


(いまだ……)


瞬断する。替わりの身を発動させる。自分に似た木偶が崖下でもんどり打って突っ伏すのを、細めの木に舞い降りてじっと見つめる。


「ふふふ、毒蛾による幻覚で落ちちゃったんだ……いったいどんな夢を見ているのかしら……」


想定通りフエンがほくそ笑みながら、自分でない自分に近寄る。


「さようなら……お嬢ちゃん!」


クナイを握りしめて振り下ろす。

木偶は煙を放ってフエンを跳ね飛ばす。


「……あたしの、術が……」


ほうほうの体となったフエンが驚愕で呟く。

だからネタバレしてやる。


「解毒剤を射っていた……!?」

「姑息なアンタは最初から勝負の場に立っていない。その時点で勝敗は決まっていたのよ!」


手袋をしっかりと手のひらに馴染ませると、直上から……ヤツの心臓へと振り下ろす。


断末魔が轟く。地面がひび割れてずしんと沈む。少し遅れて大地が響き、森がざわめき、鳥たちが驚いて羽ばたいていく。


「……終わった」


フエン……卑怯なヤツだった。

亡骸を確認する。


……が! いない!


「!!!」

「……と、ここまでが幻術♡」


背後から声がしたたる。振り返る前に、首筋に鋭い痛みが走る。


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「……ふ、フエン!」

「小娘……私が姑息なのはその通り。だが、あんたが考える以上に、姑息の上の姑息。そして嗜虐家……それが私……」


人間の血液は90秒で全身を駆け巡る。

劇症性の阿片と痺れ薬、それに、破滅的な媚薬を濃縮したクスリがあっという間に体を見回り、サクラは膝をついた。




■壱・蟲嬲り


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なすすべなくサクラは体をしばりあげられ、まだ誰にもマトモに見せたことのない乳房をさらけ出していた。



「はぁ、はぁ、……あっ……んん……」

『はじめてお前を見た時から、決めていたんだ。これは恰好の蟲繭(ちゅうゆう)になるってねぇ』

「……ち、ちゅう……ゆう? な、なにそれ」

『なぁに、簡単だよ。蟲達の肉の巣になるってことさ……』

「!!! ひっ! いいいいぃ!」


あり得ない事態がサクラの身に巻き起こった。

乳首が……蜘蛛の蟲によって穴のように開かれたのだ。


『おまえは未通女(おぼこ:処女)だろ? ふふふ、ザマないねぇ。初めて入れられるのが、乳首で……しかも……蟲』

「あおっぉ! はぎっ! やっ! やあああぁぁ!」


ずぶ……ずぶりゅ……ずぶぅぅうう……


他人が触ったことのない桃色の突起におぞましい蜘蛛が沈んでいき、乳房の中でぞわぞわと蠢いていく。


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「ひ! いいいいぃ!」


……とたん、乳首は何事もなかったように閉じる。


「やだっ! 出して、出してぇ……うっく……こんなのあり得ない……」


閃く。これは……幻術ではないかと。

なによりカラダに蟲が入ってきたというのに、現実感がないのだ。


『残念だけれどねぇ、これは幻術じゃないよ』


だが、サクラの思いは言葉によって砕かれる。


「あひっ……い、いいっ……、な、おおおおぉぉ! む……胸がぁ……」


乳房に猛烈な疼きが走る。痛く、むず痒い。


『今お前の乳房の中は蟲によって中の脂肪がドロドロに溶けて、作り替えられているのさ。さながら蟲が幼虫からサナギになって成虫に変態するようにねぇ……』


フエンはどこにもいない。ただ、言葉だけがあたりから響く。

カラダにクモの糸が絡みつき、腕を縛り上げていく。

まったく抵抗が出来ない。


(やはり、幻術……)


調合した解毒剤はあらゆる毒を解くはずだ。


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「はうううぅ……んんっ!」


なのに、カラダの疼きは鎮まるどころかさらに強まっていく。


「はっ! ぎ、あぎ……おぉ……んん、ぐっ……」


胸の中から強烈な疼きが響きわたる。いっそ乳房を千切って中を掻きむしりたいような猛烈な衝動だ。


『たまらなくなってるだろう?』


声がすっと耳元に近寄ってきてねっとりと囁く。吐息を感じる。


「はぎっ……あぎっ……ぐっ……」


漲りが乳房全体から響き渡るとそれが乳首に集中していく。

何かが迫っている。サクラはぎゅっと唇を噛みしめる。


「やだっ……あぁ、やっ! やっ、やああああぁぁぁぁぁぁ!!」


耐えようとしたが、堪えきれないモノがカラダがあふれ乳先を通っていく。


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「……なっ。あぁ、こ、これは……んふあぁぁぁ!」


母乳だった。液を孕んだ乳首が乳輪が勃起して、メチャメチャな白い液筋を成して乳汁を吹き飛ばしている。



「あひっ……ふあぁ、おおぉ……んんん!」


強烈な快楽が胸先に見舞うと、サクラは身体を仰け反らせてはしたなく吠えるしかなかった。


『気をやったみたいだねぇ。ふふふ、このまま蟲に全身を嬲ってもらいな!』


甲高いくせにドスに聞いた声とともに、蜘蛛の形をした蟲達が体を這い上がってくる。


「ひっ! ぎいぃ! んんんんんん!!」


首筋から這ってきた蜘蛛がシャッと高く泣いて糸を吐き出すと、粘糸が正確に乳首にあたりグルグルと突起に巻きついていく。


「!!! ふあぁあ、あああぁ!」


左右の乳房には少し大きめの蜘蛛が垂れ下がって糸を吐き、根本からグルグルと糸を巻き付けていく。


「やめろ、やめろおぉぉ!」


服がゆっくりと引き裂かれ、ふんどしが露出する。

その足に別の糸が絡まって足を吊り上げていく。


「あっ……ぐぅ、やだ、やだぁ!」


糸が無理矢理に足を開こうとしている。恥じらいに足に力を込めて必死に抵抗する。


「えっ! ひいぃ! いい!」


そんなサクラの股間に違和感があふれる。

とっさに振り返って背中からお尻を見やれば……蛾の幼体。すなわち芋蟲がはいずってふんどしの中へと這いずっている。


「はおおおおぉおおおおおぉぉ! おおおぉ!」


刹那、寒気のする感触が股間に響き全身に鳥肌が立っていく。

芋蟲が女の大事な場所をもぞもぞと刺激しているのだ。


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「やめっ! ひいぎいいいぃいいいいぃい!!」


無数の足がヒダを弾くと、ヒダとヒダが合わさった先端部分に潜り込む。

とたんに包皮がまくり上げられ、突起が根本から締め上げられる。


「はうっ! あぁ、やぁ……」


反射的に太腿と太腿をびたんと合わせると、ぶつんという不快な感触が股間に響く。


「!!!!! はがああぁぁああぁぁぁ!」


芋虫が潰れて体液が飛び散ると女性器が針を刺されたような激痛が響き渡る。


「い、だぁ、いだいぃ……いだぁ……んんっ……」


痛みに足の力が緩むのを見逃さずクモの糸が膝を持ち上げてサクラの体を吊り上げる。


『蟲の体液は陰(ほと)にくるだろぉ? だが、そいつは痛いだけじゃないんだよ……』


また耳元でささやくような声が響くと、ぞわりと股間に別の違和感があふれてくる。


「おぉ! おああぁぁ、なにぃ、なにぃいいぃ……んんっ!」


じゅんという……水をたっぷりふくませた布を絞るような……、液があふれる感触が股間をみまう。


『くくくく、おつゆがあふれてきたじゃないか。気分はどうだいぃ?』


ふんどしの股布部分に染みが広がると、糸を引いた液がボタボタと垂れ落ちていく。


「おおおおぉ……ほおおぉぉ、おおお……」


愛液だった。どうやら蟲の体液には媚薬成分が含まれていて、体が供せて機に反応してしまったようだ。


『さぁて、下ごしらえは上々。では……、お嬲りの刻(とき)だよ……』


声と共に蟲達が一斉に蠢き、股間と乳首に責め苦が集中していく。


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「はおぉ、あぐっ。んん! うっくううううぅううぅ!」


蟲が分泌する液に触れるとふんどしの染みが広がっていき湯気があふれる。


「あっ!! やああああぁぁぁああぁぁぁ!」


乳首同様、誰にも見せたことのない女の核心が露わになると、芋虫と蜘蛛が連帯して粘膜を開いていく。


「やっ! やああぁぁ……」


蟲による女性器の磔が始まる。

まずは蜘蛛が糸を吐くと肉ヒダに糸がへばりつく。そのまま左右に広げるとピンク色の粘膜がぱっくりとひらき、サクラの恥ずかしい肉穴が露わになる。

続けて次の蜘蛛糸が包皮にかけられおもむろに下腹方向へと引っ張られる。


「っ! あぁあ!」


サクラの桜色の突起が剥き出しになると、芋蟲達がここぞとばかりに巻きつき、先端の口をつかって刺激していく。


「ひいぃ! いいいい!」


乳首も同様に芋蟲の口が突起を含んで口の中にズッポリとおさめるとぎゅうぎゅうと締め上げながら揺さぶっていく。


「やめっ! あぁ、あ! んんっ!」


余りにおぞましい責め苦に鳥肌がおさまらない。だというのに、胸と股間からビリビリとした快楽があふれてくる。


「ひぐっ、あっ。ぐっ……おおぉ!」


刹那。おぞましさより甘い刺激がまさって全身が跳ねあがる。


『くくく。気分がでてきたみたいだねぇ……』


耳元でしたたるその声さえも体に響き渡るように、体中が敏感に研ぎ澄まされていた。


「……いっ、ひっ。んんっ……おぉ、はおおおぉ……んんっ」


唇をぎゅっと閉じて首を左右に振りながら、サクラは快楽に全身を震わせる。


『そうやって、喘いでばかりいちゃぁ、まったく面白くないねぇ……』


セリフの後に芋蟲がぼとりと耳に落ち、ずるずるとはいずって右の耳穴へと体をねじ込んでいく。


「!!!! がっ! あっ!」


耳の奥で、ボリッという音が響く。直後、強い痛みが右耳にみまう。


「……なに、これぇ……おおぉ……」

『なーに、心配することはない。ちょっとお前の脳を弄って、この饗宴に花を添えてもらうのさ……』


違和感が頭の中を這いずり回ると……ヅブンという……まるで頭の中でニキビを潰すような感触がみまう。


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「!!!!!!!!!!」


火花が散るような衝動が頭をゆさぶると、ありえないほどの淫らな知識が注ぎ込まれていく。同時に、それを口に出す羞恥も注がれてくる。


「……はひっ。あっ! ひ! いいいっ!」

『さぁ、責め苦を彩る処置はおわったよ……ふふふ、さぁ、どこをどうされているか……言ってごらん』


そう言われると、びぐんと全身が痙攣する。


「……あふっ、ふあぁ。おおぉ……おぉおぉ、そ、いやぁ、いやぁ……んんっ!」


頭の中に今から言おうとするセリフが浮かび、それが喉へと移動していく。


「……かふっ。おおお……、ん、おぉ……」

『胸はどこをどうされるんだい? 股間はなにをどんなにされてるんだい、言え……淫売!』


低く言い据えられると、どすんという衝撃が体を仰け反らせる。


「……乳首がぁ、春野サクラの乳首がぁ……蟲様にぃ、しゃぶらてたり、いじられたりぃ……あぁ、やっ! していただいています!」


心にもない言葉が自分の口から発せられ、それが耳に届く。


「はおぉ、股間のぉ……お、オマンコはぁ……ぱっくり開かれてぇ……蟲様に……陰核を弄っていだいてますぅ……」

『そうかいそうかい、それは良かったねぇ』

「あぁ、く! やめろぉ……おぉ、私は、いつもは……たまに、自分の体を弄って、自分を慰めますがぁ……おおぉ、ナルトを思いながらぁ、そのぉ、あぁ、さ、サスケのことも思いながら、一人でエッチとか……してるけれど、ぉ、おおおぉ! それよりも、蟲様のお嬲りぃ、きもちいいいいぃ!」


言いたくもない。考えてもないセリフを吐いた後で、あまりに自分の本心に直結した言葉に顔が真っ赤に染まる。


『そうなんだぁ、気になるオスが2匹いるんだねぇ。ふふ、若いメスならではのぉ……、破廉恥だねぇ』

「あひ! いいいい! いたああぁぁぁあ!」


蟲に飲まれた3つの突起が、潰されるほどに締め上げられる。


「はおぉぉ、やめぇ、メス勃起ぃ……そんなにされたらぁあぁ、あ、弾けりゅ!! あぎゅ、いぎゅ! いぎゅ! いぎゅううううぅぅぅ!!」


全身が強く震え、頭の中が真っ白になる。

それが絶頂だということはわかったが、経験したことのないほどの強い……それだった。


「おおおおおおおおおおぉぉぉぉぉおおおおおっ!」


淫らな自分と、クールな自分が同時に存在した。

破廉恥に絶頂する自分を、覚めた目で見ている……サクラがいて、おそろしいくらいに恥ずかしかった。


「はおぉぉ、おほぉ、お、んん、あふっ。おぉ、ほぉお……」

『聞かせておくれよ、自慰をするときは、ここに指をいれたのかい……』

「はおぉ、おまんこのぉぉ……サクラのぉ、処女の穴はぁ……おぉ、たまに指を1本いれたるするけれど、それ以上はぁ……はっ! あっ! あああ!」


指が勝手に股間にはいずり、自分の処女穴を開いていく。


『みせてごらん、邪魔な未通女の証を……』

「はぎっ、あうっ……あうううぅ……」


粘膜に覆われた膣穴が大きく広げられると、処女膜が剥き出しになって露わになる。フリル状の……極薄の膜は……、絶頂にわなないて粘液を垂らしている。


『ほんと、まったく、邪魔だよねぇ……ねぇ、淫売。これじゃ魔羅を突っ込むのに邪魔だから、破っておしまい』


……残忍な指示が響く。


「やっ! やぁああぁ! そ、んな……自分で、自分の……処女を……裂くなんてぇ! やああぁぁ!」


無慈悲だった。サクラの左右の指がそれぞれ3本、肉穴にゆっくりと沈んでいく。


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「!!!!!! おぉ、おおおおおぉぉおぉ!」


激痛が股間に走る。次の瞬間に鮮血がどろりと滴る。

それは彼女にとってあまりにあっけない破瓜だった。


「いだいっ! いだいっ! いだいいいいぃ!!!!!」


膣穴に合計6本の自らの指が沈むと、血まみれの処女穴が思いきり広げられていく。


「あふあおおぉぉ! おおおぉ! んん! ぎぃぃいいぃ!」

『あははははは! ザマないねぇ。自分で自分の初めてを引き裂くなんてぇ…… なんだい? 膣の肉筒をみせつけて…… 魔羅がほしいってのかい?』


「……あっぐぅ、おおぉ、ふあぁおぉ……」


自分でも見たことのない肉チューブが、うねうねと淫らにくねっている。粘液の柱が奥から入り口に何本も出来上がって、全体が蚯蚓のそれみたいにうねり回している。


『さぁて、蟲じゃぁ魔羅がないからねぇ。お望み通りお前を犯す木偶(デク)がいるねぇ……』


目の前の地面がモリモリと盛り上がっていく。

そいつは泥の塊に過ぎなかったが、だんだんとまとまって形を成していき……、見覚えのある姿へと変貌していく。




■弐・強々絶頂


「ナ……ナルトッ!?」


思わず叫んだ。

目の前にいるのは……ナルトだ。しかし、その姿からは精気が抜けていて屍のようだ。


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『ひひひ、そいつはナルトのなれの果て。おまえこの男にホの字(惚れてる)なんだろぉ? ひひひ、木偶になって腐りかけだけれど……お相手させてやるよぉ』


「ふあぁぁ、サクラ……ああぁぁ、おまえぇぇ、なんてエロい恰好してるんだってばぁぁあ……よおおおぉぉお……」


ナルトの姿をした……緑色の木偶人形は壊れた表情をしてサクラに近づいてくる。その股間にいきり立つペニス。仮性包茎だが興奮したのか、おもむろに亀頭を剥き出せば、バグンとカリ首が傘を開く。


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「やっ! やめてぇ! あおぉ、ナルト……そんな、そんなでデカラマ……そそり立つ、ギンギンのチンポをぉ見せないでぇ……」


つぅっと涙がこぼれる。言葉を押さえることが出来ないのだ。


「オレぇ、サクラのマンコにぃ……チンポぶち込みたい゛い゛ッ……」


ゆっくりと……異形の少年が近づいてくる。


「はうぅ、あぁ、私のエロいおまんこみてぇ、興奮してぇ、ヂンボつっこみたいのはぁ、あぁ、わかるけれどぉぉ……、そんな腐ったヂンボぉぉ、汚くてぇ……おぉ、オマンコが穢れちゃうううぅ!」


ブンブンと首を振りながら、淫ら混じりに拒絶する。


「ひでぇ言いようじゃねぇかぁ……よおぉ、サクラァ……、おあめオレに惚れてんだろぉ、今、オマンコとをぉチンポをぉズボズボしないとよぉ、おまえ、オレと結ばれずうぅ……サスケで我慢し舞う人生になっちまうかもぉ……おおぉ」


ゆっくりと迫ったきたナルトのなれの果てが、痺れた体に舌と手を這わせてくる。


「ひっ! あっ! やぁぁ! んん! だ、あぁ、乳首だめぇ! 勃起乳首っ! 感じちゃううううぅ! んん!」

「あはぁ、エロいじゃねぇかぁ、こんなにカッチカチになってばうよぉ、オマンコもぉ……ぬれぬれぇ……ってばよぉ……」


腐った指が股間に伸びると躊躇もなくクリトリスを弾き、肉ヒダをビチビチと弾いていく。


「はぎいいいぃぃいぃ! やぁぁ、ああ、だめ、勃起メスチンボらめぇ、らめぇ! あおぉおぉ、ビラビラもぉ、おおぉ、そんなにビチビチしちゃぁ……あおおぉ」

「気持ちいいかぁ、サクラぁ?」

「はおぉ、あう……んん、ぎ、ぎもぢいいぃ、ナルトのぉ指と舌ぁ、おひいいぃぃ! い、いいいいぃいい!」


言葉は淫らだが、その気持ちは本心だった。

初めての男に体を愛撫されると、罠にかかっているのに、気持ちが良かった。


「おふあぁ、ああぁ、当たってる……んんっ。ナルトのぉ……チンボがぁ、おぉ、私の……お、オマンコにいぃ……いいっ」

「サクラぁ、お前なんてことしてくれてんだってばよぉ。せっかくの処女を自分で裂いちまってよぉ……、チンポで膜をぶち破る楽しみがなくなっちまったじゃねぇかぁ、このバカオンナぁ! 知恵の足らない、男心がわからない暴力女!!」

「おおおおおぉ、ぢんぼらめぇ、ゴリゴリらめぇ、ちぎれぢゃう! メスヂンボがぁ、おお、とれぢゃううぅ!」


腐ってはいるが固くたくましい肉棒が、勃起した陰核をすりつぶしながら、ワレメをゴシゴシと刺激していく。


「ごめんなさいだろぉ、あやまれよぉ、クソ女!バカ女ぁ!」

「おっ、お゛っ……おおぉ、そんな、ことぉ、言わないで……言わないで」


ボロボロと涙がこぼれ落ちる。誰よりも心の奥で恋心を寄せていた男の暴言がサクラの心を切なく、苦しくさせていく。


「お詫びにチンポくださいだぁ。血まみれマンコにぃ、突っ込んで下さいだぁ……言えってばよぉ……」

「おおおおぉ、はおぉ、く、下さい……ぢんぼぉをぉ、血まみれマンコにぃ、ねじ込んで、壊れるほどピストンして、……おぉ、膣イキさせて……ぇ……え……」


腰を揺さぶって自らペニスを誘うように刺激していく。

ゆっくりと尻を持ち上げて、亀頭と膣穴が合わさるようにして、潤んだ瞳でナルトを見やる。


哀願、悲哀、そしてほんのわずかな嬉しさ。その思いが体の中でごちゃごちゃになって、サクラは自分が自分でわからなくなる。


「……こんな形で、そんな姿で、結ばれたくなかった。ナルト……ナルト……でもぉ、ナルトが初めてならぁ……あううぅ、地獄の中で……仏っていうか……んんっ……」


異形になり果てた少年を見つめる。その顔には懇願が浮かんでいる。


「はぁ、おまえアホかぁ? そんなにマンコがしたかったら、目の前で開いてチンポくださいっておねだりすれば良かっただけだろ? えっ、たいしたマンコでもないくせにぃ、もったいつけて、思い上がるなぁ、バーーーーーーーーカァ!!」

「!!! あぁ……そ、んなっ……そんなっ……おおおおぉぉ!」


ズシンという衝撃が体の奥に響く。


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「んぎいいいいいぃいいいっ!! あっ! あっ! はぎいいいぃ!」


挿れられた途端。ペニスが膨らんでカリ首からぐるりと冠状のトゲが飛び出す。いや、カリ首だけではない。肉茎のあちこちからも鋭利な針状のトゲが飛び出し、処女の膣道に突き刺さる。


「ほあおぉぉ、おおぉ、なにぃ、お……おおっ! ひおおおおぉ!」


さらにだ。亀頭がぐっとせり上がると、亀頭の下に亀頭が現れふたつの亀頭がグルグルと回転を始める。


「おっぉおぉ、はおぉ、オマンゴおがぢくなりゅ。おがぢくなりゅううぅぅ!!」


あまりに無慈悲な初体験だった。

トゲからあふれた液体は膣粘膜と反応すると、沸騰するように膣壁に数の子天井のように糜爛(びらん)していく。


「おまえのマンコの中はよぉ、もったいつけまくったくせに、たいしたことないから……淫売らしく作り替えてやったんだってばぁよおぉぉぉ!」

「おっ! おひっ。おおおおおおぉ! やめへぇ、やめへぇ、おおおおぉおおぉ!」


膣道におぞましいほどの肉ヒダが盛り上がり、全体がぎゅっと収縮していく。


「ひひひ、ミミズ千匹ぃ、数の子天井、俵締めぇ……おまえらしいメスマンコになったなぁ……ひひ」

「がっ、あが、あがあああぁぁぁああぁ!」


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ピストンが始まる。

初めての性行為だというのに、一突き一突きが壊滅的な快楽をあふれさせる。


「お、ほぉ、おおぉ……おおぉ、あひっ、あぁ、ぎ、ぎもぢいいぃ! ぎもぢいいぃぃ! オマンコ肉改造されてぇ、ヂンボがぉぉ、ぎもぢいいいいいぃぃ!」


吠えるように喘いでみて、くやしいが本心と直結しているとおもわざるをえなかった。


「あひっ、ああぁ、おおぉ……もう、私……ぃ、私ぃ……どうなってもぉおお……」


絶頂に絶頂が重なって頭の中に快楽の渦が巻き起こった。

思考が止まり、全身が釣りたての魚のようにビチビチと跳ね回った。


「はうっ、勝手に感じやがってぇ、こっちは全然気持ち良くないってばよぉ……売女のくせに、男を満足できないクソメスぅ! 幻滅だってばよおぉ!」

「おおおおおっぉおお! いまりゃめ、りゃめ! 勃起クリぃ、メスヂンボおぉ、弾いちゃぁ、おおぉ……!! おおおおぉ!」


さらに強い快楽が巻き起こると、血を垂らす膣穴が固いペニスをぎゅんと締め上げて、肉サオに食い込んでいく。


「そんなに締めつけてもよぉ、濡れ濡れまんこじゃムダ……ムダぁ……」


ゆっくりとペニスが引き抜かれる。カリ首が膣穴に引っかかると、処女を喪ったばかりの肉穴がペニスに貼り付いて引き出されていく。


「ほあぁおおぉ、あぁぉ、そ、んあぁ…… あおぉお……」


見るも無惨に卑猥に改造された膣道。その末端にある粘膜のヒダヒダは……処女膜のなれの果てだった。


「あーあぁ、凄まじく見にくいマンコにされちまったなぁ……えぇ?」

「なっ! あいいいいぃいいいぃ!」


丁度、その処女膜の所の肉茎部分からトゲが飛び出す。薄い膜に液が注がれると、陰核のような肉突起が処女膜を覆って冠状に湧き立つ。


「ひひ、マンコの中のぐるっと陰核だってばよぉ、サクラあぁ、お前をイキ殺してやるってばよおぉお!」

「ひっ! あっ! あがああああああぁぁああぁぁ!」


再びペニスがねじ込まれると、壊滅的な快楽が全身を震撼させた。


「おひっ。おおおおぉ、おひいおおぉ!」


もはや思考は寸断され、息をすることも出来なくなっていた。


「イキ狂って痙攣して、ちっとは気持ちいいマンコになったぜぇ……」


ズシンズシンとピストンが突き上がる。それが段々と荒く激しくなると、もはや絶頂でサクラはケモノのように悶えるばかりとなった。


(幻覚であったら……、これは、幻であったら……)


真っ白になった脳裏に……、ふいに幻がまたたく。


(……あっ)


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それは……サクラとナルトの……祝言の様だった。


(あぁぁ……ふあぁぁ……)


気づく。自分がナルトを心底好きだったのだ、いや、愛していたのだと。


「ほうらぁ! たっぷり子種をだしてやるからぁ、イキ死ねってばよおおおおぉ!!」


ドグンとペニスが脈動すると、洪水のような圧倒的な熱い感触が膣の中に響き渡る。


「あほおおおおおおおおおおおおぉおおおおおおおおぉぉおおぉ! おおおぉ!」


バチバチと火花が飛び散る。

同時に、お腹がぼっこりと膨れあがり、乳房が破裂するように膨らみ、母乳が飛び散る。


「 おぉ、ナルトぉ、ナルトおぉ……愛してりゅ、私、今……気づいたぁ……おおぉ……」


激しいイキ絶頂のなかでゆっくりと振り返ると、そこにナルトはいない。


「うげげげぇぇぇええぇぇ……」


まるで蜘蛛のように複眼を光らせた化け物が、射精の快楽に震えていた。


「……お、おおぉ、ナル……とぉ……じゃ、あひいいいいいいいいいぃぃぃいいいいぃ!」


真っ暗で瘴気に満たされた洞窟に、一人の女の断末魔が響き渡る。


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■終・絶望


『ふふふ、いい見世物だったねぇ』

「…………あぁ、ふあぁ」


気づけばサクラは色が反転した……白黒の世界で磔にされていた。

その体はありえないほど乳房と腹が膨らみ、股間からはドブドブと精液が逆流している。


『さぁて、たっぷりと快楽を浴びた後は、その醜い腹ボテの体で苦痛を味わってもらうよ……』


「……はぁ、あ、……ん、幻? 現実? あぁ、どっち……?」


『どっちでもいいだろ。夢であろうが現(うつつ)であろうが……本当に死んじまった方が、幸せになれるよ』


中央には……イタチがいる。そして、整然と男達が並んでいる。

イタチはまるで外科医が手術でもする長刀を構え怜悧にサクラの体に突き刺していく。


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「くあああああぁぁぁあああぁぁぁぁあああぁぁ!」


激痛が体に走る。

長刀の突きは止まることがない。


「あがぁ、おおぉ、んああああぁぁぁぁぁぁ!!」


『みっともないねぇ……』


ほくそ笑みが黒い空に木魂する。

そう、フエンの責め苦は……今まさに始まったばかりだった。


<終>



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